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横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 / 横浜国立大学大学院 環境情報学府 人工環境専攻

研究分野RESEARCH FIELDS

主要な研究テーマ

当研究室では、安全、環境、持続性を備えたエネルギーシステムを制御するために必要な安全の科学技術体系構築を目標に研究を行っています。研究領域はエネルギー物質の基礎反応学理構築から、これらを活用したエネルギーシステムのリスクマネジメント等の社会実装まで多岐に及びますが、主に三つの観点で研究活動に取り組んでいます。


エネルギー物質の反応学理構築

エネルギー物質と呼ばれる,分子構造内に多量のエネルギーを蓄積させ,それを工学利用可能な物質に関して反応学理に関する研究を行っています。特に火薬や爆薬などエネルギー物質の発火特性、爆轟特性に関する研究を行ってきたこれまでの知見を活かし、人工衛星の姿勢制御に用いられるスラスタ用低毒性推進剤の実用化に向けた研究を行っております。JAXA等と共同研究を行い、次世代の宇宙産業発展に貢献しております。






(c) JAXA HP

プロセス安全

化学反応学理を基本として,高付加価値を生み出す化学プロセスのリスクアセスメント手法を確立し、安全かつ競争力を有するプロセス最適化の研究を行っています。機器分析技術と計算化学的手法を組み合わせ、実測と理論の両面を重視しています。またリスクベースにプロセスの安全性を評価する手法研究を行うと共に、個々の要素技術を統合したシステムとしての安全を目指します。








エネルギーシステム安全

水素ステーションや大型蓄電池システム等をはじめとしたエネルギーシステムのリスクアセスメントと社会実装に関する研究を行っております。火災・爆発・有毒ガス曝露などのフィジカルリスクアセスメントに加えて、生活への影響等を組み込んだ社会総合リスクアセスメント技術を開発・活用して新エネルギーシステムの社会実装に貢献しています。




伊里研究室

〒240-8501
横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
化工・安工棟401

TEL 045-339-3981